Simple and Clean

このブログは、いわゆるドメな日本人がMBAトップスクールに入るためにはどうすべきか、 という観点にフォーカスしており、私の経験/集めた情報をまとめたものです

MBA受験5(テスト対策)

 

1. TOEFL/IELTS

2017 年現在、ほとんどの学校でIELTS についても認めている状況(以前は一部のトップスクールでは認められていなかった)なので、TOEFL でどうしてもスコアメイクが難しそうであれば、IELTS に移行することも検討すべきだと思います。TOEFLのスピーキングはかなりドメ生にとってはハードルが高く、ここがそれなりに取れないとハイスコアはなかなか難しいと感じています(実際、TOEFL109 が超えられず、IELTS のみでHBS に合格している方もいる)。

 

 

2. TOEFL対策

TOEFL の勉強方法や対策の詳細については下記の予備校や他の方のブログもご参照いただければと思いますが、簡単に私が重要だと思うTips について記載させていただきます(私は恥ずかしながらTOEFLは50点からのスタートなので、私の対策詳細についてはおって記載する予定です)。

 

単語の発音と意味がわからないとどうしようもないので、まずは単語力をつけることが点数向上の最短距離だと思います。空き時間で単語帳を見て意味を覚え、通勤時間や寝る前(もしくは寝ながら)に単語帳の音源を聞き音で意味を覚えていくのがお勧めです(スペルはそこまで気にしなくてもよい)。単語帳は音源がついているものであればどれでもよいと思います。


リスニングのTips は、リスニング中に一切メモを取らず、内容に集中することだと感じます。メモを取っているとその際の音を聞き落すことが多々あり、それによってひっかけ問題にはまりやすくなる恐れがあります。私はメモを一切取らなくなってから、スコアが26~28 で安定しました。


ライティングについて、特にIndependent に関してはネイティブが書いた汎用的に使いまわせそうな英語のエッセイを丸暗記し、それを使いまわしていくことが28 点程度を確保するための最短距離だと思います。私は4 エッセイ(1 つのエッセイは3 パラグラフ構成)を丸暗記し、計12 個のパラグラフを適宜トピックに合わせはめ込み、微修正する作戦を使いました。丸暗記したものを加工するだけなので、10~15 分でエッセイを書ききることができます。この丸暗記作戦は覚えた内容をスピーキングでも使えるのでお勧めです。


またGMAT の対策がTOEFL 対策にもつながると感じます。特にGMAT のSC 対策で自身の文法力が強化され、ライティングやリーディングにプラスに働くのを実感しました。なおTOEFL のスピーキングで26 点以上をとっているかどうかを見ている学校(Columbia)もあるようなので、理想的にはそのあたりの水準を取れると日本人アプリカントとしてはアピーリングだと思います(だいたいの日本人アプリカントは24 以下のスコア)。

 

 

3. TOEFL予備校

私はIELTS については手を出していないのでわかりませんが、TOEFL についてはかなりたくさんの予備校に手を出しました。以下が私見ではありますが、私の経験からの各学校へのコメントです。

 

No.

学校名

場所

コメント

リコメンド

TOEFL

1.

Andy田開

都内/通信

TOEFL対策で一番にお勧めする。Andy田開という日本人の方が個人で運営している勉強会で、中国や韓国のTOEFL教材やTPO(TOEFL Practice Online)を主軸とした勉強方法をレクチャーしてくれる。またWritingの添削サービスも実施しており、コスパが非常に高い。また中国サイトに掲載されているスピーキング/ライティングの予想問題も教えてくれる。100点の壁を越えられず苦労している方にぜひお勧めしたい。

http://andymina.blog136.fc2.com/

★★★★★

2.

Web TOEFL

通信

コスパは抜群で、勉強方法についても学びがある。ただ基本的に初心者向けなので、TOEFLに自信がない方が最初に受講するような予備校。90点近く取れている人は不要か。ブログはおすすめ。

★★★★☆

3.

E4TG

日本橋

日本で唯一といっていいほどスピーキングに特化した予備校で、非常に有名。皆の前で録音したものを聞かれるという辱めを受けることから、そのプレッシャーでより努力する形。基本的にテンプレート戦略の学校。

★★★★☆

4.

AGOS

渋谷/通信

最大手だけあって幅広くコースが準備されており、最初にTOEFLの全体像をつかむにはいいかもしれないが、コスパは悪い印象。時間もかかる。人数も多めなのでAGOSに通うだけで満足してしまいがち。

★★★☆☆

5.

Dr. Write

通信

TOEFL Writingの添削を通信でやってくれるサイト。クオリティはそれなりにあるが、コストは高めな印象。前述のAndy田開の添削サービスが合わなかった場合にDr. Writeを使えばよいのでは。

★★★☆☆

6.

LINGO

新宿

100点コースを担当する林先生という変わった先生が売り。TOEFLの英単語の本等を作っている先生。Writingの添削をしてくれるのと過去の受講生のお手本をくれるのは良かったが、コスパは悪め。

★★★☆☆

7.

PRESENCE

表参道

スパルタ感の強い塾で、英単語の宿題は結構負荷が重く、単語を覚える観点ではいいが、英語力を高めるのではなくTOEFLのスコアを取るという観点での戦術は弱い。なんだか熱血過ぎて合わず。

★★☆☆☆

8.

濱口塾

大阪/通信

GMATに定評のある塾だが、TOEFLについてもコースを提供している。スピーキング/リスニングはカウンセラーでもあるMatthew Aldridgeが担当。実際の問題より難しい問題を解かせるスタイルのため、あまりおすすめしない。GMATはおすすめ。

★★☆☆☆

9.

Affinity

神田

AffinityもGMATメインの学校だが、TOEFLについてもクラス提供しており、ワンデイセミナーや英文法についても提供しているのが売り。スピーキングで伸び悩んだらAffinityの1日スピーキングセミナーを検討するのも一案。

★★☆☆☆

 

 

 4. GMAT/GRE

私はGRE には手を出しませんでしたが、GMAT のスコアが伸びない方であればGRE 受験についても検討することをお勧めします。実際、GRE はどの学校でも認めているテストですので、低GMAT で勝負するくらいであればダメもとでもGRE に活路を見出すべきだと思います。GREは単語の問題が出題されるなど、GMAT よりも単語力が求められるようなので、勉強方法等についてはAffinity やAGOS にお問い合わせすることが望ましいと思います(Affinity はGRE 受験も含めて検討すべきと考えている予備校)。

 

 

5. GMAT対策

GMAT はTOEFL 以上に運の要素の強い変わったテストだと思います。またGMAT については自身のバックグラウンドによって攻略方法が変わってくると感じます。個人的にはAffinity の飯島(野口)先生とのカウンセリングでGMAT の勉強方法について最初に相談することをお勧めします。

 

  • 大学受験経験者(過半数の方々)

大半の方は大学受験を経験し、そこで英文法/英文読解を重点的に対策されたと思いますので、そういった方々はSC 独特のルールや攻略方法をつかんでしまえば、比較的早い段階でGMATのスコアメイキングが完了すると思います。CR やRC は文の意味がわかれば正解できる性質の問題ですが、SC は文の意味だけでは解けないタイプの設問です。そのため、時間の大半をSCに投入すればよいのではないかと推察いたします(CR/RC は対策をそこまでしなくとも点数がそれなりに取れるであろうことから)。

 

  • 大学受験未経験者(大学一貫校の内部生)

一方で大学受験を経験しておらず、英文法に注力した勉強をしていない内部生はGMAT のVerbal でかなり苦労すると思います(実際まわりの内部生は苦労している印象)。一般的に内部生は文法、英文構造をつかむ力、単語力といった英文読解力が弱い傾向にあるためです。SC はある程度時間を割き、独特なルールを把握してしまえばそれなりにスコアが取れるようになりますが、CR/RC といった読解問題を短時間の中で解く力は一朝一夕には上がりません。そのため、早い段階から準備を始め、少なくともテスト慣れしておくことが必要不可欠だと思料いたします。

 

  • 帰国子女

また帰国子女の方でも苦労される方も散見されます。これは大学まで海外の方だとそういったことは少ない印象がありますが、中学まで海外にいたなど、英文法や難しい英語の読解の勉強経験が浅い方はドメの日本人以上に苦労されている方も多々いらっしゃる印象を持っています。こういった方は大学受験を経験した日本人用の予備校(文法重視)ではなく、よりテクニック重視な予備校へ行かれることをお勧めします。

 

 

Math についてはGMAT 特有のひっかけ問題があるので、テスト慣れのためにそれなりに時間を要すると思います。ただ受験の一ヶ月前から集中的にやることで十分事足りると思います。難しい問題だけをやりたい場合は、GMAT Club というサイトに過去問が解説付きで掲載されているので、そこでMath 上級がタグ付けされたものをこなしていくのもお勧めです。

 

GMAT の総合得点が重要である一方で、学校によってはVerbal とMath のバランスにも注視しているという噂を聞いたことがあります。特に日本人アプリカントに対しては、皆Math ができることは理解しているので、Verbal のスコアについても気にしているという話をカウンセラーが言っていました。

 

 

6. GMAT予備校

私は、GMAT 対策として濱口塾をメインに、Affinity(CR とRC)、MEISTER(GW 期間)、Agos(中山先生の個人指導)、YES(文法コース)に通いました。下記が私の経験および友人の感想を踏まえた各予備校へのコメントです。

 

No.

学校名

場所

コメント

リコメンド

GMAT

1.

濱口塾

大阪/東京/通信

GMAT の総合的な対策では一番におすすめ。大阪の予備校ではあるが、大阪と東京の両方で授業を実施しており、何より授業の音源と資料をファイルでもらえるので、自分の都合で好きなタイミングで受講が可能なところが非常に良い。音源なので倍速再生や戻り聞きもできる。SC/CR/RC/IR およびMath と総合的に対策でき、どこよりも大量の過去問(おそらく中国で集められたもの)の設問/解説があるのが素晴らしい。CR/RC は全訳あり。Skype/メールでいつでも濱口先生に質問可能。SC の解法は文法とテクニック重視の中間(YES とAGOS の間くらいのイメージ)。

★★★★★

2.

Affinity

神田

SC/CR/RCと各科目での授業を個別に受講できるのが売り。SC 偏重ではなく、CR やRC で点を取ろうというスタイルも推奨。CR の解法はロジカルでおすすめ。GMAT の勉強方法やGRE への移行等について飯島(野口)先生と個別相談するのもおすすめ。

★★★★☆

3.

AGOS

渋谷/通信

AGOS の一般的な授業は受講していないにもかかわらず、中山先生に無理を言って、個人指導のみ受講した。GMAT について一通り学んだ後に受講することがおすすめ。

★★★★☆

4.

MEISTER

渋谷

日系ブラジル人?と思われる日本語がややカタコトの先生が教えており、他の予備校に比べて非常にテクニック重視。ある程度GMAT を学んだ後に受講するのがベター。帰国子女の人にはフィットしやすい可能性あり。先生がGWおよび夏休みに日本に帰ってくるため、当該期間において短期集中で授業が実施される。AWAのテンプレートはここが良かった。コスパは悪い。

★★★☆☆

5.

YES

御徒町

吉井先生というなかなかエキセントリックな先生が文法に非常にフォーカスしてSC について指導する予備校。先生とフィットしない人もいるかもしれないが、個人的にはわかりやすい授業でおすすめ。私は文法コースのみを受講。

★★★☆☆

6.

Affiance

不明

私は受講していないが、周りの受講した友人から聞くに先生の評判があまりよくない様子。無駄にMath にも時間を割くらしく、バーバルの教え方も腑に落ちない点があるとのこと。唯一のメリットはグループワークを推奨されるので、GMAT 仲間ができること。

☆☆☆☆

 

 

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